興福寺「南円堂特別開扉」10月17日、年に1度限り「不空羂索観音像(国宝)」を拝観できます

2017年は10月17日(火)に、興福寺南円堂の特別開扉があります。

南円堂の御本尊は、不空羂索観音像(国宝)で運慶の父、康慶一門作によります。御本尊の背後には「不空羂索観音画像」を奉掛しています。

お堂は仏様の住む清浄な場所であるため、僧侶といえども内陣で礼拝することは許されない場所でした。

この日は南円堂の「大般若転読会」が行われ、これに伴い年に1度のみ特別に開扉することになったのです。

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興福寺南円堂開扉

日時
2017年10月17日 
9:00 ~ 17:00(受付は16:45まで)
13:00から1時間程度法要のため入場規制
拝観料
大人300円、中高生200円、小学生100円

南円堂御本尊「木造不空羂索観音菩薩坐像」

国宝、木造不空羂索観音菩薩坐像(もくぞうふくうけんさくかんのんぼさつざそう)
変化観音(へんげかんのん)の一つで、手に持つ羂索(けんさく)(網)で、人びとの願いを空しいものにしない誓願を持っています。

南円堂の本尊像で、髪を高く結い、宝冠に阿弥陀如来の化仏(けぶつ)をつけます。眉間に1目をつけ3目とします。上半身に鹿皮を斜にまとっています。第一手は胸前で合掌し、第2手左手に蓮華、右手に錫杖を持ち、第3手は両手とも脇下に垂らし5指を伸ばし、掌を前に向け、第4手は左手に羂索、右手に払子を持ちます。

文治5年(1189)に約15ヶ月を費やして、仏師康慶とその弟子達が造ったもので、重量感のある体、威厳のある顔に、天平時代や平安時代初期彫刻の伝統を伝えます。

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南円堂「大般若転読会」

大般若転読会(だいはんにゃきょうてんどくえ)
『大般若経』六百巻は、大唐の玄奘三蔵が晩年に最後の力を尽くし、訳し終えた経典です。字数約五百万字で諸経典中でも最大の経典です。ために、一切経の首座をしめます。

この経典を供養すれば、至上の幸せがもたらされるとされ、古来より「大般若経転読法要」が、除災招福・国家安泰を願い盛んに修められてきました。

全六百巻という大部の経典で、五十巻ずつ十二箱に納められ、法要では一箱を一人の僧侶が受け持ちます。一巻を読み上げるのに約一時間はかかりますので、五十巻となると二日間飲まず食わずでようやく完了というしろものです。

しかし、最初から最後まで一字一句を読み上げる「真読」に加えて、経題と御真言を唱える「転読」という方法が奈良時代よりなされてきました。

「転読」は、昔の経典は巻物であったため、経典を転がして御真言を唱えたことによります。現在は巻物から折本へと変わっていきました。

導師の「大般若―」の発声とともに、それぞれが大声で唱えながら折本経典を空中に乱舞させ、読み終わるとスッと元の状態に収められる様も見ものです。

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出典>>興福寺HP

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