
現在は、近鉄の乗換駅として知られているが、奈良時代は南都七大寺の1つで東大寺に対し西大寺と壮大な伽藍を誇った「西大寺」。
創建は奈良時代で、764年に称徳天皇が国家平和祈願のために発願されたことが始まりです。造営は780年まで続けられ、寺域は面積31町(約4800平米)と巨大な寺院でした。
その後数度の火災で衰退したものの、鎌倉時代に名僧叡尊が復興に当たり伽藍が整備されました。その後も、兵火等の火災で堂塔を失いました。
現在は、江戸時代建立の重要文化財「本堂」を中心に、「愛染堂」「四王堂」「聚宝館」などの建物が並びます。
紅葉は、南門から本堂への向かう参道の右側が美しいです。
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