
高速道路を一切使わない路線で日本一の走行距離を誇る奈良交通の「八木新宮特急バス」の魅力を探る!!長距離バスと聞くと一般に、大阪ー東京間・九州ー東京間・東北ー東京間など、高速道路を使う深夜バスを想像すると思う。深夜高速バスはただの移動手段であるが、このバスはほぼ山道を走り続ける路線バスで、只者ではない!!
奈良交通「八木新宮特急バス」とは
全長166.9㎞、停留所の数は167、高速道路を使わない路線では、日本一の走行距離を誇る路線バス、それが八木新宮特急バスです。
道中には、日本一大きな村といわれる十津川村、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を駆け抜け、知る人ぞ知る温泉地もたくさんあります。
「八木新宮特急バス」の時刻表および運賃
時刻表
始発駅は「近鉄大和八木駅」
大和八木駅、新宮駅まで166.9㎞、所要時間約6時間30分の長旅のスタート
大和八木駅を出発し、国道24号線に入る。それから大和高田市・御所市を通過しながら十津川方面の玄関口、五條バスセンターに到着する。
ここで10分間の停車時間があるので、トイレと簡単な買い物を済ませておく。
五條バスセンター出発後しばらくすると国道24号線に別れを告げ、紀伊半島縦断のメインルート国道168号に入る。ここからは上野地まで多くの停留所を通過しながら約2時間ひたすら山道をバスは走り続ける。
そしてやっと上野地に到着、約20分の休憩時間に入る。
ここには、長さ297m高さ54mのスリル満点の谷瀬の吊橋があり、休憩時間に渡ることができる。(ゴールデンウィーク期間中は一方通行となるため時間的に間に合わない)
上野地から多くの停留所を通過しながらバスは走る続ける。
十津川村役場に近づくと五條から出て久しぶりの信号があらわれる。ちなみの十津川村には信号機が3箇所しかない。
その後、十津川温泉で3回目の休憩が入りホテル昴へ向かう、大宮大社(熊野大宮大社)・湯の峰温泉・川湯温泉と停車後、終点の新宮駅に到着する。
終点は「JR新宮駅」
大和八木駅を出発して6間30終点新宮駅に到着です。
JR新宮駅からは、和歌山・新大阪・京都方面へ向かう「きのくに線」、 松阪・名古屋方面に向かう「紀勢本線」が運行している。
あとがき
どうですか?高速道路を走る深夜高速バスにはない魅力があるでしょ?バスの乗るためだけにわざわざ来る観光客も多数います。
ちなみに私は、まだ乗ったことはありません。奈良県に住んで、何度も自家用車でこのルートは走りました。谷瀬の吊橋の下でキャンプをしたこともあります。仕事で十津川村に何度も行きました。
このブログを書き始めてからバスに乗ってみたくなりました、バスに乗るためだけに新宮まで行こうと思っています。
その時発見した「八木新宮特急バス」の魅力を再度書きますので、楽しみにしておいてください。
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