
産経新聞 9月8日(木)
芸術の秋は奈良で楽しもう-。県内各地で音楽や演劇などの芸術イベントを開催する「県大芸術祭」(県主催)が今月から始まった。11月末までの3カ月間にわたり、クラシックコンサートやゴスペルなどの音楽、演劇、民俗芸能、美術展など、さまざまな催しが開かれる。
文化や芸術に県民が触れる機会を拡大し、文化都市としてのブランドを高めようと県が企画。主に県内で活動する芸術団体がジャンルやプロ・アマを問わずに参加する。昨年は約642イベントが行われ、延べ約122万人が訪れた。
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今年は昨年よりも規模を拡大し、760イベントを予定。無料のイベントも多数ある。荒井正吾知事は「芸術のわくわく感やおもしろさ、ライブ感を幅広い世代の人に県大芸術祭で存分に味わってほしい」としている。
県では公式ガイドブック「奈良県大芸術祭Walker」を発行。A4判のカラー40ページで、県内の主な文化施設や観光案内所、各市町村、近鉄主要駅、JR奈良駅などで無料配布している。ガイドブックには、会場マップや注目イベントを詳しく取り上げているほか、県内の社寺の催しなど“秋の奈良の魅力”も紹介している。
県大芸術祭の公式ホームページ(http://nara-arts.com/)にも詳しい情報を掲載。同祭実行委員会事務局は「年々足を運ぶ人が増えており、注目度は高まっている。期間中は県内各地で多彩なイベントがほぼ毎日開催されている。ぜひ会場に訪れて、楽しんでほしい」としている。
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