
産経新聞 1/31(火)
天理大の学生らが地元の酒蔵やイチゴ農園と協力して「天理の新名物」を開発し、天理市の天理本通り商店街で販売した。
学生と地域がつながりを深め、市の魅力を再発見することを目的に、同大学人間学部生涯教育専攻で、授業の一環として企画。開発されたのは、同市の「稲田酒造」の大吟醸酒を用いた「日本酒プリン」や酒かすを使った漬物、「中井農園」のイチゴ「古都華」を使ったイチゴスムージーなど4点で、いずれも100~400円で販売された。
販売した26日は天理教の春季大祭が開かれたため、商店街は全国から訪れた大勢の信者らが行き交い、売れ行きも好調。3年生の西田悠(はるか)さん(21)は、「天理の特産品を大学から発信できればうれしい」と笑顔を見せた。
「日本酒プリン」と漬物については通年販売も計画しているといい、協力した「稲田酒造」の製造責任者・稲田光守さん(43)は、「学生と意見交換するなかで完成した商品。学生と商店街がつながり、地域の魅力が広まっていくなど、今後も多くの可能性がうまれると思う」と話していた。
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