
近鉄は、大阪の新名所「あべのハルカス」のある大阪阿部野橋駅から、日本遺産に指定された「明日香村」、そして桜の名所「吉野」まで行く「近鉄南大阪線・吉野線」に「上質な大人旅」をコンセプトとする観光特急を運行すると発表しました。
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吉野線は、奈良県南部にある豊富な観光資源に向かう唯一の鉄道です。
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沿線の主な観光地としては、「橿原神宮」「畝傍山」「壷阪寺」「高松塚古墳」「石舞台古墳」「飛鳥寺」「橘寺」「甘樫丘」「亀石」「酒船石」「伝飛鳥板蓋宮跡」「鬼の爼・鬼の雪隠」「吉野山」「金峯山寺(蔵王堂)」「吉野温泉」など数え切れないほどの観光施設があります。
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その中でも今後注目される観光地としては、日本遺産に指定された「明日香村」で、現在世界遺産登録申請中です。
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また、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録された「金峯山寺」や天川村方面の美しい自然景観を堪能できます。
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大人気の観光特急「しまかぜ」を狙うのであれば、今回は新型車両ではないため車両のプレミアム感を出すのは難しく、今後は車両PR以上に、観光資源のPRも力を入れていく必要があると思います。
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大阪阿部野橋駅~吉野駅間に新しい観光特急が平成28年秋デビュー!
今回導入する観光特急計画では、3両1編成の車両を大幅に改造し、落ち着いた上質な内外装を施した上で、全席デラックスシートとしてゆったりとしたご旅行をご提案します。中間車両の2号車には大型のバーカウンターを設けて沿線の特産品を活かしたメニューをご提供するとともに、寛いだ時間をお過ごし頂けるラウンジスペースを設けます。
[br num=”1″]車両の主な特徴
① 「上質な大人旅」をコンセプトとし、車両外装は落ち着いた色調とし、車内も大人の上質な空間を演
出します。
② 座席はすべて2列+1列のデラックスシート。
③ 2号車には、沿線の特産品などの軽食や飲料を販売するバーカウンターを設置するとともに、ゆった
り寛いでいただけるラウンジスペースを設置します。運行計画
・ 運行開始 平成28年秋からの予定。
・ 運行概要 週6日(週1回運休。春休みなど運行する日もあります。)、昼間時間帯(2往復)を中心に運行。
・ 停車駅 現在の特急停車駅と同様。(大阪阿部野橋・尺土・高田市・橿原神宮前・飛鳥・壺阪山・吉野口・福神・下市口・六田・大和上市・吉野神宮・吉野の各駅)
・ 料 金 特急料金+特別車両料金 大人720円、小児370円
※ご乗車には、上記料金のほかに普通運賃が必要です。座席数
70席程度(全席座席指定)
改造車両
3両1編成、一般車両(6200系)を改造
外装(イメージ)
落ち着いた色調で塗装
車両編成
1・3号車:座席はすべて2列+1列のデラックスシート
2号車 :ラウンジスペースとし、軽食・飲料を販売するバーカウンターを設置
車内サービス
(1)専属のアテンダントが乗車し、軽食や飲料の販売、沿線の名所・ビュースポットの案内放送などのサービスを行います。
(2)南大阪線・吉野線沿線には、フルーツの生産地やワイナリーが多く立地します。車内では、地元の特産品を活用したオリジナルスイーツやワインなどを販売します。
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出典>>近畿日本鉄道HP
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