
潮干狩りシーズンですが、大阪湾と淀川下流部の「天然アサリ」「トリガイ」「アカガイ」や「シジミ」から麻酔性貝毒が検出されました。
大阪府の海岸では、近年3月から6月頃にかけて、有毒プランクトンによる二枚貝の毒化が確認されています。
このため、貝毒の発生中は、大阪府の海岸で天然のアサリ等の二枚貝(一般的には食べられていないムラサキイガイやカキ等を含む)を採って食べないでください。万一、症状が現れた場合は、速やかに医師の処置を受けてください。
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現在、大阪府海域において以下のとおり麻痺性貝毒の発生を確認しています。
貝の種類 | 場所 | 確認年月日 | 規制等解除年月日 |
アサリ | 大阪府の海岸 | 平成28年3月23日 |
- |
シジミ | 淀川下流部 | 平成28年3月29日 | - |
アカガイ | 大阪府海域 | 平成28年3月23日 | - |
トリガイ | 大阪府海域 | 平成28年3月29日 | - |
(平成28年3月30日現在)
貝毒には、症状によって主に麻痺性貝毒と下痢性貝毒の2タイプがあります。
麻痺性貝毒 | 下痢性貝毒 |
毒成分:サキシトキシン、ネオサキシトキシン等多数 | 毒成分:オカダ酸とその同族体のジノフィシストキシン群 |
・食後30分程度で発症 ・舌、唇、顔面、手足のしびれ、運動失調 ・重症の場合、呼吸麻痺で死亡することがあります。 |
・食後30分から4時間で発症 ・下痢(水様便)、腹痛、嘔吐、吐き気 ・通常は3日以内に回復し、死亡例はありません。 |
出典・詳細>>大阪府HP
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